徹夜明けでぐだぐだでとっとと帰って息子であるコウたんの笑顔を見てホッとしたいところだが、愚痴りたい気分でもあるから愚痴ってから帰ろう。
やー、あんまし細かく書くと万が一お客さんとかに発見されると誰だかすぐばれるのでボカすが、某社のとあるシステムのFAX送信部のカスタマイズをやっとりまして(のが多い)。サーバーのOSを某から某へ変更するんで、サーバー側のFAXソフト変更とともにクライアント側のFAXソフトも変更、んなもんでユーザーアプリケーションにも手を加えねばならんといったところですわ。
楽な仕事だったはずなんす。FAX送信なんて、印刷先に仮想プリンタを指定するだけでしょ。で、その前にDDEでリンクはって送信先の情報をセットしてあげるんだけど、FAXソフトが変わればここの仕様が変わる。だからこの辺にちょちょいと手を加えるでしょ。それくらい。それくらいなのよ。楽勝でしょ。楽勝な筈なのよ。
FAX送信まではうまくいった。うん。モデムがチカチカして、俺の左前方に位置するFAXがウィーンといって紙がベーっと出てピーっといった。よし終わり、帰ってコウたんの顔でも見ようかと思ったのが昨日の9時くらいだったかな。
ところがだ。出てきた紙をみて唖然。フッターはこれでもかと言わんばかりの勢いでその存在を主張していたが、ヘッダーとボディがいるはずのところにいない。真っ白なんである。
おかしいな、どっか設定ミスってるかなとあちこちクリッククリックしてみたが、特におかしいところは見当たらない。っていうか、設定項目なんざ、間違えようがないほどシンプルこの上ないんである。
ここでイヤーな予感。いや、確信だったけど。ユーザーアプリケーションはPowerBuilder6.5で構築されている(お客さんアップグレードしてないのよ)。FAXソフトはEasyFaxPro7だ。もしもこれが、PowerBuilder6.5とEasyFaxPro7のドライバーの相性からくる現象だったとしたら……。
EasyFaxを客に勧めたのは俺。課内に別の客で同じような仕組みを手がけた者がおり、そこで使ったのがEasyFax。実績があるからと自信満々に勧めた。営業には「EasyFaxって、コンシューマー向けなイメージが強いんだけど、大丈夫?」などと言われたが、実績がありますからと自信満々に答えた。
良く考えてみたら(みなくても)、実績があったのはPowerBuilder6.5とEasyFax『2001』の組み合わせ。その後継である『Pro7』との組み合わせの実績はない。今頃気付いたって、後のカーニバル。
とにかく、なんとか動かさなくてはならない。客は俺の言葉を鵜呑みにして、EasyFaxだけ先行で購入してしまった(今手元にあるのがそれ)。企業単位で見ればそれほど高いものではないが、だからって無駄にして良いわけではない。
そこから夜通し、格闘が始まった。
しかしだなー、ダメなんだなー。解像度上げたり下げたり、余白広げたり狭めたり、縦にしたり横にしたり、データウィンドウをデータストアに変えてみたり。とにかくダメ。全然ダメ。同じデータを通常のプリンタに送るとちゃんと印刷されるのに、FAXだとダメ。一つ気付いたのは、用紙を縦にして送ると横向きの帳票だから当然はみ出すがヘッダーもボディもちゃんと出る。横にするとダメ。実際にFAXで送る対象じゃないデータで試してみても、まったく同じ現象。ダメだこりゃ、完全に相性だわ。
あっという間に夜は明けて、休日出勤組もちらほら現れ始める。みんな私服だ。そうだよ、俺は帰ってねーよ畜生め。ネクタイを緩めつつ、おお、ネクタイを緩めるの忘れるほどのめり込んでたらしい。ああ、嫌だ。
ふと、どうして『2001』ではちゃんとFAX送れたのかな、とか思う。そもそも、そんな実績があったから、今俺はこんな目にあっているわけで(逆恨み)。大体が、以前のバージョンでサポートしていたものを、どうして棄てたのか。普通そう簡単に棄てないだろ。棄てねーよな。棄ててない?ちょっと待て。棄ててないの?じゃぁなんで今この環境で出ないの。待てよ、てことは……。
アムロよろしくピキーンときた俺は、デュアルブートになっているノートPCをシャットダウンし、インストールしてあるもう一つのOSで起動した。
もちろん、こっちのOSにはなんも開発環境突っ込んでないので、いちからやり直し。あれ、気付いたらもうお昼の11時じゃないっすか。終わるは何時かね。いや、これが答えだとも限らないんだけど。
眠いの通り越してナチュラルハイになっている俺は、いつになくサクサクと環境構築を終える。でももう3時(T_T)。んで、早速FAX送信。モデムがチカチカして、俺の左前方に存在するFAXが(もういいよ)
果たして、ベーっと出てきた紙には、そこにあって然るべきヘッダーとボディが、「やっと会えたね」とはにかみながら俺に挨拶していた。ビンゴ。
まぁ要するにあれだ、クライアントの環境を2000から98に変えたら何事もなかったように動いたわけ。よくある話だな。ちょっぴり開発工数オーバーかもな。やたらめったら弄繰り回したソースも、整理してあげないといけんし。それはまた来週(燃え尽きた)。
問題は、見積の前提条件として「クライアントはWin2000Pro!(ばばーん)」などと知ったかぶりっ子して書き、現状95で動かしてるお客さんに「分かりました、2000を1台用意します」と言わせてしまったこと。もう準備してるんだろうな、あのお客さんしっかりしてそうだもんな。とりあえず謝んないとな。ごめんなさい(ここで謝るな)。
ああもう、そんなことはひとまず忘れて、早くコウたんに会いに帰ろっと。そう言えば、昨日晩飯食ってからなんも食ってないや。あははははー。
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