土佐アテネの夢 700日ぶりに復活

Quoted from スポニチアネックス 一般 記事 アテネに行きたい!アテネ五輪のマラソン代表最終選考会、名古屋国際女子マラソンが14日、名古屋市瑞穂陸上競技場発着で行われ、700日ぶりの復活レースとなった土佐礼子(27)=三井住友海上=が2時間23分57秒の好タイムで初優勝し、土壇場でアテネ五輪代表候補に強烈アピールした。01年エドモントン世界選手権銀メダルの土佐は、レース終盤に田中めぐみ(28)=しまむら=を執念で逆転。坂本直子(23)=天満屋=、高橋尚子(31)=スカイネットアジア航空=との代表争いに割って入った。代表は15日に発表される。

土佐ちゃん勝った!!(何故かちゃん付け)

僕は前にも書いた通り、土佐選手のファンなので、昨日の優勝は心底嬉しいです。エドモントン以来怪我続き、未だ不安を抱える足の故障、名古屋から五輪まで調整期間が短いなどあるけれど、選考レースの結果だけ見れば土佐選手の代表入りは間違いないでしょう。何よりこの、土壇場で力を出したことを評価すべき。これで選ばれなかったら、選ばなかった連中の神経を疑う。

問題は、残り一人を坂本選手と高橋選手のどちらにするか。普通に考えれば坂本選手。高橋選手は実績があるけれど、あまりにもタイムが悪すぎた。あれを調整失敗と見ることもできるけど、その辺も含めて彼女はピークを過ぎており、あれが今の彼女の実力と評価するのが妥当だろう。どちらがオリンピックでメダルを取れる確率が高いかと言えば、明らかに高橋選手だけれど、「期待度」とか訳の分からんこと言わないで、結果だけを見てスパっと明瞭な結論を出して欲しい。

……なんてな話を昨日、親父としていた。土佐選手の激走には、親父もかなり興奮気味だった。オリンピックでメダルを取ることは確かに重要だけど、一番大事にするべきは、そこに懸ける選手らの思いだと思う。ひとまずは土佐選手、おめでとうございました。さぁ、今夜の発表が楽しみだ。

参考:
和敬静寂:土佐礼子、執念の走りでアテネに名乗り
和敬静寂:女子マラソン代表候補は連複で予想してみよう

<追記>
冷静に判断すると、土佐選手が五輪でメダルを獲得できる可能性は極めて低いと思う。それは、名古屋→五輪までの調整期間の短さもあるけれど、それ以上に、レース終了後に土佐選手の流した涙だ。走っている間、田中選手に引き離されかかったあたりから、既に泣きながら走っているようにも見えた。これまで散々怪我に泣かされて悔しい思いをし、レース中もあそこまで追い詰められながら必死に追いすがり、最後の最後で勝ち取った勝利となると、その達成感は想像を絶するだろう。これで代表入りとなれば、かなりの満足感でお腹一杯になってしまうはずだ。そうやって、一度満ち足りてしまった気持ちを、更に戦いへと駆り立てるのは、並みの選手では非常に難しい。それでも、僕は土佐選手を選んで欲しい。そうでなければいけないと思う。