二人目となると、一人目とはまた違った問題が色々とあるものだなぁ、と。
まず状況説明。かみさんであるタカは産後で入院中。経過良好なら土曜日退院の予定。長男であるコウたんは僕の実家。病院は自宅から徒歩15分、実家から徒歩2分、自宅と実家は徒歩10分、僕の会社から病院へは自転車で10分。めちゃめちゃ恵まれた環境に有ります。
タカの入院している病院では、お昼と夜に抱っこ面会というのがあって、父親が授乳室に入り、赤ちゃんを抱っこすることができます。夜の部は19時からで、長男であるコウたん出産の時には会社を抜け出し、抱っこして、また会社に戻る、なんてことをやっていました。が、今回はそうもいかないです。コウたんがいますからね。自宅と実家が近く、頻繁に出入りしているので父母(祖父母)&弟(叔父)にはすっかり慣れているとは言え、やはりちょっと心配。いや、白状すると、一週間もコウたんに会えないのは僕が嫌です。なので今回は、退院してタカが(タカの)実家に帰るまでの一週間、仕事は二の次と決定。時間でスパっと仕事を切り上げ、病院で抱っこ面会、そのまま実家でコウたんと食事し、寝かし付け、自宅へ帰ることにしています。
で、母と話して迷っていたのが、コウたんをタカに会わせるかどうか。会ってしまったら恋しくてたまらなくなってしまうのではと。しかし、一週間も会わせないのは可哀想だからと、昨日、母がコウたんを保育園に迎えに行った足で、病院に寄りました。母もタカも僕も、「ママ〜」と満面の笑顔でタカに飛びつき、「ママ〜」と別れ際にわんわん泣くコウたんを想像していました。タカは、飛びついてきたところを抱きしめる準備までしていたそうです。しかし予想に反し、コウたんの反応は非常にドライで、タカに会っても、赤ちゃんを見ても、特別な反応を示すことも無く、別れ際も「バイバイ」と手を振って、あっさり帰ってきたそうな。タカが非常にショックを受けていました(笑)。病院という慣れない環境に戸惑っていたのかもしれないけど、もしかすると、子供は子供なりに何かを察しているのかもしれませんね。出産当夜も特にママを恋しがって泣くことも無かったようですし、僕らが思っている以上に、彼は既に「お兄ちゃん」なのかもしれません。
ところで出産直後、産湯をつかった後の娘を抱っこしながら、コウたんについて、看護士さんと以下のような会話になりました。
看護士:世界で一番可愛いと思ってる?
僕:もちろん。自分の子供が一番可愛いでしょ、誰だって。
看護士:でもこれで、一番じゃなくなっちゃったね。
僕:なんで?
看護士:だって、一番ができちゃったじゃん。
そう言って看護士さんは、僕に抱かれた娘を指差しました。何だか少し、コウたんが可哀想になってきて。一番とか二番とか、自分の子供に順位付けなんてできないんですけど、産まれたばかりの赤ん坊の方が他人への依存度は高く、特に母親でなければいけない、あるいは母親の方が良い場面が多々あるわけで、必然的にタカは下の子に掛かりきりになってしまうでしょう。だから、僕だけでも、ずっとコウたんが一番のままでいてあげようと、そう思いました。昨日も、特に「ママ〜」と大泣きすることも無く、彼は僕の抱っこで眠りにつきました。たったそれくらいのことしかしてあげられないんだけど、それで幸せと思ってくれているならば、僕も幸せです。
どどんぱ
太鉄さん、こんにちは。
2人目おめでとうございます、母子無事で何よりです。
我が家にも2人の子供がいますが、どちらが一番という順番などつけられるはずもなく、しかも段々と家族という単位が出来上がってきます。その中で子供の、特に下の子の優先順位が上がってきてしまい(手がかかるので当然か?)上の子にどう対応していくのかが良好な兄妹の関係、ひいてはこれからの家族を築く一歩であろうと考えています。当然母親は下の子の面倒を見ることで手がいっぱいなので、逆に父親は上の子を重点的に相手をすることになります。
どどんぱ家は現在小2のお姉さんと保育園年中の妹ですが、中々に良好な親子の関係が今のところ築けていると思っております。
家族が増えて楽しい反面、子育ては辛い時もあると思いますが、奥様お子様ともども健康に気をつけてお過ごしください。
では。
くみちょ
第二子誕生おめでとうございます。
くみちょは三人の娘の父親であります。経験上、幼児というのは、病院のベッドから起きあがる母親を、母親と認識しないみたいです。
それと、娘が二人の時は、長女を意識してかわいがり、三人になったときは次女を強く意識してかわいがりました。いまでもそうしております。父親がその位意識して「平等」だと思ってます。