Quoted from マサトレ -masa's training room- ちょっと前ヒャッキー(太鉄さん)が、Macが壊れて、子供さんの写真が消えちゃった、という話を書かれてました。それも、すごい残念なことですけど。 でも、もしMacがずっと壊れなかったとして、それならだいじょうぶ? (中略) ヒャッキーの子供さんが結婚するのは、きっと20年は先のことだろうけど、その結婚式でちゃんと見れるのだろうか、とか、心配にならない?
心配ですよ、メチャメチャ。これは今回の件があったからではなくて、ずっと思っていること。
フォーマットがどうのこうの以前に、「デジタルデータ自体は確かに劣化しないけど、それを記憶しておく媒体が劣化するんだよね」ということ。ハードディスクは当然、すっ飛ぶ可能性は高いし、CDやDVDに焼いても、大事にしまっておいて久々に引っ張り出してきたら熱でひしゃげちゃってて読めませんでしたとか。
アナログなデータってのは劣化していくわけだけど、それはある日突然無くなってしまう訳じゃないし、年輪のように少しずつ刻み込まれていき、絶妙な味わいとして新たな価値を生み出すこともあるでしょ。でも、デジタルデータって劣化はしないけど、それは逆に言うと「劣化するようなことがあってはならない」ということ。常に完璧な状態を保っておかなければならない。「0(ゼロ)」か「1」か、なんだよね。ほんの一部が失われただけで、もうそれでおしまい。
写真なんてさ、アルバムに適当に放り込んでその辺に放り投げておいたって、別にどうってことないっしょ。もちろん、きちんと保存しておかなきゃどんどん劣化していくんだけど、間違って踏んづけたりしたって大丈夫だし、くしゃくしゃに丸めたって広げれば見れないことはない。でも、CDやDVDは、踏んづけて割っちゃったりしたらそれでアウト。
デジタルデータってのは加工するには確かに便利だし、仕舞っておくにも場所は取らないし。でも、何でもかんでもデジタル化してしまうってのは、やっぱり恐いなぁと思う。便利であることと引き換えに、失われる可能性も高くなっていることを自覚して、上手く付き合っていかなきゃ。て、ついこないだ息子の1年10ヶ月をすっ飛ばしてしまった人間の言う台詞じゃないけども。
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