talk to oneself 2

買ったった。

頭文字(イニシャル)D (30)

藤堂塾とのバトル以降、個人的にはいまいち盛り上がりに欠ける頭文字D。それはパープルシャドウのゴッドアーム／ゴッドフットという伝説のドライバーと言えどもそこはアマチュア、藤堂塾出身のプロドライバー（名前何てったっけ）の方が実力は上なんじゃないかとか思ってしまうからであって。実際のところ、ゴッドアーム／ゴッドフットの方が実力上位的な描き方をされているんだけど、それはそれで「？」だ。アマチュアの方が速いなんてのは現実離れしてるよね（だからマンガなんですが）。なもんで、なんとか長く続けようと色々無理くりエピソードを捻出しているような気がして、ちーと冗長気味、引っ張り過ぎと感じる。とっととプロになれ。終わっちゃうのは悲しいけど。

それでも、しげの秀一氏の描くメカ、ドライビングシーンの「巧さ」は他の追随を許さないものがあり、人物の描画が相変わらずあれなのを踏まえても、読んでいるとグイグイ引きこまれていく。車好きなら絶対に読まなきゃいけない、読まずにはいられないマンガの1つであることは間違いないと思う。

それにしても巻末の番外編はいらない。