先週のこと。
産まれたばかりの次男とかみさんを自宅に残し、長男・長女を連れて近所のイトーヨーカドーへ買い物に行きました。
もう昼時だったので、まずは昼飯。フードコートに行くと、新しくどんぶりものの店舗がオープンしていたので、物は試しと自分の昼食はそこで購入することを決意。長女にハッピーセット、長男に蕎麦屋のお子様セットを本人達の希望通り購入した後、いそいそとどんぶりもの屋へ。
しかし目に飛び込んできたのが、「とんとろ丼」とか、「ミルフィーユカツ丼」など。まぁ、どんぶりもの屋なんですから当然なんですけど、ふと考えてしまいました。
「このご時勢に、あえて肉々しいものを食べるのもなぁ…」
と思い直して、別店舗で焼き物3点セット(お好み焼き・焼きそば・たこ焼き)を購入しました。
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この間、会社の同僚と昼飯を一緒にした時、某食肉加工品の偽装事件やら、中国のダンボール入り肉まんやらの話になりました(捏造でしたねー)。で、一応出た結論が、
「結局、安いもの、特に劇的に安いものには何かしら裏がある。安心して安全なものを食べるためには、それなりの対価が必要なのではないか。」
といったもの。不景気が続いて、「安くて良いもの」ばかりが重宝されてきたけれど、それって実は幻想なのかもしれないと、偽装事件なんか見てると思うわけですよ。結局「安かろう悪かろう」が現実なんじゃないかと。もちろん、まじめに努力している企業はあるのでしょうけど、努力にもある程度限界があるわけで、異常なほど安かったりする場合はやはり裏に何かあるんじゃないかと。
うちの実家ではずっと、とある生協から食品を購入しています。とにかくそこの食品はおいしくて、特に肉がおいしい、そして「安全」であることを売りにしているわけです。でもね、そのかわりちょっとお高いわけです。で、この間たまたま電車の中吊り広告で発見したんですが、「AERA '07.7.16 No.32」で「生協別満足度ランキング」というのがあって、実家で取ってるその生協が1位だったわけですよ。高いのにはきちんと理由があるのだなと改めて納得したというか。
実家から離れて今はマンション暮らしの為、その生協からはちょっと離れていた(オートロックだから家に誰かいないと中に入れず、玄関先まで配達できない)んですが、かみさんが来年3月まで産休・育休の為、その間だけ復活しようと思っています。ちょっと高いけれど、やはり安心しておいしいものを口にするためには、必要な対価ですから。
いわゆる「適正価格」ってやつですか?価格って、需要と供給のぶつかったところで決まるわけですけど、最近はそのバランスが崩れているんじゃないかなぁと。これからは適正価格というものを把握できるように努力して、あまり変なものをつかまされないように努力しないといけないなと思いました。安いからといって飛びつくんじゃなくて、良いものは高くて当たり前なんだから、きちんとその対価を払いましょうと。
そうやって考えてみると、その逆って結構みんな気にしてるんですよね。不当に高い金額でものを売りつけられたりすることにはみんな敏感なんですよ。無駄にお金を払うか、何かしらのリスクを背負わされるかの違いで、どちらも損していることには代わりはないんですけどね。
そしてこの辺の話って、なにも食品に限らず何にでも当てはまりますよね。Web サービスとか。それなりのサービスを受ける、利用するにはそれ相応の対価を払う必要がある。もちろん、無償で提供されているからといって粗悪なサービスというわけではなく、まずは無償サービスで人を集めておいて、他のところで回収するモデルだったりするので一概には言えないわけですけれど、でもやっぱり、お金がやり取りされている事にはそれなりの意味があるわけです。きちんとしたサービスを受けるためには、やはりそれなりにお金がかかるものなんじゃないかと思うわけです。
無料、無償であることや、激安であることばかりが一部ではクローズアップされたりしますけど、そろそろそういう時代も終わりなんじゃないですかね。物やサービスの適正価格って、いったいいくらなんだと思ったりするわけだけど、それを知る、理解することがこれからの消費者には必要なんじゃないかな。
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