前の記事で、冬場にスポーツする時にはミズノのブレスサーモすべり止め付きニットグラブを着用していると書きました。ブレスサーモは、人体から発生する水分を吸湿し、その際に生じる吸着熱によって保温効果を発揮します。
このグラブを購入したのは前冬季シーズン。ブレスサーモの効果にはもちろん感動したのですが、実は一番感心させられたのは、手の平に施された滑り止めのラバーでした。
寒い冬場には、手袋をするというのが、どんなスポーツでも一般的だと思います。しかしサッカーなどとは異なり、バレーボールは手を使うスポーツです。更に基本的にはボールを持たないでダイレクトに扱う為、繊細なタッチが求められます。寒いのでアップ時には手袋はしたいけれど、それだとボールタッチの感覚が損なわれてしまう、という問題を抱えていました。するすると滑ってしまうんですね。
指の部分がカットされたグラブを試しましたが、あれはタッチが損なわれない半面、結局指が冷えてしまいます。手の平より直接ボールを扱う指を温めたいのに、本末転倒です。滑り止めのついたグラブも試したところ、滑り止め自体が申し訳程度のもので、ほとんど機能していませんでした。
僕は中・高・大とバレーボール部にいて、社会人になってからもクラブチームで活動してきたわけですけれど、冬場のバレーボールに最適なグラブなど無いんだ、とずっと思い続けてきたんですね。
それが今回このグラブを手に入れて、目からうろこが落ちる思いでした。滑り止めがきちんと機能しているわけです。ボールが手の中で空回りしません。ちょっときき過ぎている感もありますが、いや、きいてないよりも全然良いです。
ブレスサーモだったり、前回紹介したアンダーアーマーとか、ユニクロのヒートテックやドライテックなどには当然、「すごいなぁ」と感じるわけです。技術の進歩はすごいなと。しかし、そんな大げさなものじゃなくて、こんな地味な「滑り止め」なんてものにまで、技術の進歩を感じさせられてしまうのだなぁと感動してしまったのでした。
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