MT5 に暫定対応した MT4i version 3.1 alpha をゆるゆると公開

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タイトル通りのことをしました。詳細は以下で。

以上。

...というのはあまりにも味気ない。ていうかリンク先に書いてあることは全然詳細ではないし。ということで、今回の alpha 版公開にあたっていくつか注意事項など。

といってもあまり書くことが無い(汗

一つは、あくまでも alpha 版、要するに不安定な開発途中版であって、安定した動作を保証するものではない、ということです。MT5 に対応したとはいえ、あくまで暫定的にであり、抜けだの漏れだの不具合だのがきっと潜んでいると思います。いや絶対にあるでしょう。なので積極的に使用をおすすめするものではありませんが、今のところ、MT5 で MT4i を使って頂くにはこの alpha 版を使って頂くことが唯一の選択肢です。申し訳ございませんが。是非使って頂いて、不具合等あればご連絡頂けると、修正されて安定度がどんどん増し、良い感じになるのではと思います。

次に、実は 3.1 の一番の目玉は絵文字対応だったのです。しかしそれは現在、非常に中途半端な形で実装され、ろくにテストもされずに放置されています。言い訳をすると、原因としてまずは使用するモジュールとして Encode::JP::Mobile を選んでしまったことが挙げられます。いや、Encode::JP::Mobile にケチを付ける訳ではなく、問題なのは、Encode::JP::Mobile がコンパイルを要する Perl モジュールであるということです。MT4i がそもそもメインのターゲットにしている層は、専用サーバーだの自宅サーバーだのをバリバリ運用している層ではなく、あくまでも、共用サーバーをレンタルなどし、細々と個人のブログを運用している個人ユーザーです。共用サーバーでは、基本的には Perl モジュールの追加が自由に出来ません。やって出来ないことはない場合もありますが、いずれにしろイレギュラーな方法であり、サーバーの OS アップグレードの際に動かなくなるなど、運用が非常に難しいです。

これについては、モジュールを Encode::JP::Emoji に切り替えることを考えています。Encode::JP::Emoji は Pure Perl で書かれているため、Encode::JP::Mobile のようにコンパイルを必要とせず、共用サーバーにも導入は容易なはずです。はず、というのは、実は僕もまだ試していないから(笑) まぁ、この辺はぼちぼち手を入れられればなと思っています。

最後に、その他追加された新機能については、先ほど挙げた WIki の方に書いてあるのですが、あくまでも箇条書きで列挙してあるだけです。使い方等について全く触れられていません。これら各機能については、一つずつこのブログにて解説して行きたいと思っていますので、少々お待ちください。そんなん書くよりガシガシコード書いた方が良いんじゃないかという気もしますが、それを待っているといつまで経っても使い方が解説されませんので、できることから先にやって行くことにします。

というわけで、今後ともよろしくお願いいたします。