audio-technica インナーイヤーヘッドホン ATH-CKM55 私的レビュー

audio-technica ATH-CKM55

以前このブログでもご紹介したように、僕は audio-technica インナーイヤーヘッドホン ATH-CK300M RD を愛用してきました。しかしこの度、使用開始から1年半ほどの時を経て、とうとう断線してしまったようです。ATH-CK300M を買う切っ掛けとなった ATH-CK6 の断線の時と同じように、右耳から何も聞こえなくなりました。これも何かの因果でしょうか。

ヘッドホンというのはあれですね、消耗品ですね。なんてことを思いつつ、とにかくこうなった以上、新しいヘッドホンを購入しなければ不便で仕方ありません。

今回はノイズキャンセラー付きのものなども検討したのですが、どうにも高いんですよね。お財布とも相談した結果、比較的安価な ATH-CKM55 にしたのでした。「オーディオテクニカのインナーイヤー」をこれまで2代続けて使ってきましたし、音に関してはある程度の安心感があったんです。

が、物が届いて使ってみて、なんとまぁびっくりしましたよ。「これまでのと全然音が違う!」

これまで使ってきた ATH-CK6ATH-CK300M も、「シャリシャリ」と高音ばかりが強調される印象で、低音が非常に弱かったんですね。ベースの音とか、よーく耳をこらしてもさっぱり聞き取れませんでした。

audio-technica ATH-CKM55

それが ATH-CKM55 ってば、低音が「ドンドコ」響くんですよ。いやー、これはホントにびっくりしましたね。これまでと同じ音を期待して購入したんですが、出てきたのが全然違う音だったんです。

がしかし、これは失敗ではありません。正直な話、これまでの「シャリシャリ」した音には不満を持っていたのです。不満だったんですが、「ま、値段が値段だからなぁ」と妥協していたんですね。なので今回のこの音の変化は大歓迎。ベースラインもしっかり聞き取れて満足です。

良く良く調べてみると、定価(参考価格)で ATH-CKM55 は ATH-CK300M の倍以上もするのですね。その辺よく考えずに、なるべく安い物を買ったつもりだったんですが、これだけの価格差があるならば音に差があっても当然なんでしょう。お金を払った分、低音を手に入れたという感じ。

とはいえ、Amazon で現在 4,000 円を切る価格で手に入れられるヘッドホンです。それでこれだけの低音を叩き出せるのは、かなりコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。いや、音に関しては詳しくないので良く分かりませんけど(苦笑)。

もう少し音に関して述べておくと、低音が厚くなったのと同時に、高音が少し丸くなった気がします。「シャリシャリ」した感じが少し抑えられているんですね。しかしこれも決して悪い変化だとは思っていなくて、以前は「シャリシャリし過ぎ」な感じでした。とある曲において音が割れまくっていたんですが、そこがまったく割れずにきちんと再生されるようになりました。

さてと、まぁ、お金を出して買った場合、たいていのものは気に入って使い続けてしまう僕なんですが、今回のこの ATH-CKM55 はそのスケルトン的なデザインも相まって、本当に気に入りました。大事に使い続けたいと思います。とはいえ、また断線する日がくるんだろうな...。ヘッドホンは消耗品、それが、高いヘッドホンにお金を出せない理由の一つでもあったりします。でもこのヘッドホンはコストパフォーマンスも高く、オススメですよ。

最後に写真を交えつつ。

audio-technica ATH-CKM55
コードは 0.6m + 0.6m 延長コード付属。プラグは ストレートで、延長コードを付けると L 字。
audio-technica ATH-CKM55
イヤーピースのサイズは4種類も付属。ATH-CK300M のイヤーピースと互換性はありません。そして ATH-CK300M よりも「グッ」と奥まで入る感じ。フィット館抜群です。本体への取り付けはかなりきつめで、大変でした。その分外れにくくなっていて、紛失する確率もかなり低くなっていると思います。
ATH-CKM55 vs ATH-CK300M
ATH-CK300M とヘッドの大きさ比較。左が ATH-CK300M で、全然大きくなってるのが分かると思います。このサイズの差が、そのまま音域の差だと思います。