自転車通勤用途メインの ESCAPE RX3 に履かせるタイヤを考える(2)

さてと前回では、候補のタイヤを以下の3つまで絞りました。

それぞれを、主要な項目について比較してみます。

重さ

サイズ 23c の重さを比較します。

  • Panaracer RACE Type D
    230g
  • Continental Grand Prix 4000
    205g
  • Schwarbe DURANO
    235g

圧倒的に Grand Prix 4000(以下 GP4000)が軽いですね。とはいえ、今履いているタイヤが 340g と相当重いので、どのタイヤに変更しても前後合わせて 200g 以上の軽量化になります。

しかし、実は DURANO だけは 25c のみカラーバリエーションを備え、25c がメインのラインナップになっています。そこで DURANO だけは 25c で重量を見てみると、ブラックは 255g、その他クリーム/ブラウン/グリーンになると、295g にもなってしまいます。重さの点では DURANO が一歩後退ですかね。

カラーバリエーション

  • Panaracer RACE Type D
    2色:ブラック/ブラウン(23c/25c)
  • Continental Grand Prix 4000
    10色:ブラック/ブラウン/シルバー/ゴールド/ブロンズ/メタリックブルー/ブルー/レッド/コンチネンタルイエロー・レモンイエロー(23c のみ)
  • Schwarbe DURANO
    4色:ブラック/クリーム/ブラウン/グリーン(25c のみ)

GP4000 のカラーバリエーションの多さが一段と目を引きます。Panaracer はバリエーションは少ないですが、23c/25c ともにきちんとラインナップしているところが好感を持てます。DURANO は珍しく、25c のみバリーション。カラーラインナップも、他との差別化を図ったのかポップなカラーになっていて、人によって好みが分かれそうです。

耐久性

これは実際に乗ってみないと分からないところですが、ネットでの評判を見る限りではどれも問題ないレベルと思われます。特に Panaracer RACE Type D の「D」は「Duro」の頭文字であり、Schwarbe の「DURANO」とともに「丈夫/長持ち」という意味を持っています。この二つがそもそも耐久性を意識して作られたタイヤであることが良く分かります。ただし GP4000 に関しては、ネットでの評価が少し割れているのが気になるところです。個体差が激しいのかもしれませんが、「耐久性が優れている」という評価が、あくまでも「23c の軽量タイヤにしては」という前置きが付くような気もしていて、少し微妙です。

価格

これは割引率とか入れると、ショップによってまちまちだったりするので、ひとまずメーカーの希望小売価格で比較します。

  • Panaracer RACE Type D
    6,480円
  • Continental Grand Prix 4000
    7,035円
  • Schwarbe DURANO
    5,565円

GP4000 が圧倒的に高いですね。次に Panaracer RACE、DURANO が再安です。市場価格はここからだいぶ下がりますが、順位には変動はなく、価格差もほぼこのような感じです。ただし、日本国内では。

自転車乗りのあいだでは、昨今の円高によって海外の通販を利用するのが(たぶん)当たり前になっているようで、ネットで検索すると、わんさか情報が出てきます。なかでも、Wiggle というサイトは早くから日本語に対応しており、最もメジャーなサイトと言って良いでしょう。試しにこちらで上記商品を探してみると、GP4000 と DURANO を取り扱っていました。そこで改めて価格を比較してみると、以下のようになります。

  • Panaracer RACE Type D
    4,456円(楽天)
  • Continental Grand Prix 4000
    3,964円(Wiggle
  • Schwarbe DURANO
    3,118円(Wiggle
(どれも 2012/6/21 現在の価格)

結果、Panaracer RACE が最も高価なタイヤとなってしまいました。GP4000 の割引率が半端無いですね。

まとめ

どれも、Web 上ではすこぶる評判の良いタイヤです。軽さや、耐パンク性能、グリップ力、タイヤの持ち等のバランスから、あちこちで通勤用途に推しているのが見受けられました。この中からであればどれを選んでも問題ないでしょう。

安心感で言えば、やはり日本のメーカーの Panaracer RACE なのですけど、Wiggle での取り扱いが無く、どうも割高に感じてしまいます。安心感をお金で買うと思えばいいのでしょうが、どうしても引っかかってしまいます。

そういう意味で、DURANO は大変お得感があるのですけど、カラーラインナップがちょっと奇抜なのと、やはりどうせ代えるなら 23c にしたいです。

というわけで、GP4000 に決めたのでした。この高価なタイヤが、円高の関係でこれだけ安く購入できるというのが一番の決め手ですね。どうせだから良いタイヤを履きたいじゃないですか。それと、カラーラインナップにイエローがあったのも大きな要因です。僕の RX3 がイエローですからね。真っ黄色で更に目立ちそうですが、そこがまた良いじゃないですか。

はい、これで一件落着、と行きたいところですが、この話にはもう少し続きがあって、実は最終的には DURANO になりました。その顛末については、また次回。